国1動画のいろいろ 神奈川県編
続き
多摩川を越え、神奈川県川崎市幸区に入ると、尻手までは鉄道もなく話すことも少ない…
動画ではさらっと流していますが、小向東芝町はその名の通り東芝の工場と技術研究所があります。
遠藤町は国道409号、府中街道との交差点です。
南部市場シリーズは川崎市地方卸売市場南部市場のことです。
尻手あたりから鶴見区に入ります。
尻手を過ぎるとひたすら住宅街で、子安台・新子安ぐらいまで府民にとって馴染みのない地名が続きます。
大口通もあの横浜線大口かと思うと子安駅のほうが近かったりするしよくわかりません。
七島町、浦島丘辺り、やはり浦島伝説が横浜にもあるっぽいです。二ッ谷交差点付近にある慶運寺は、かなりしっかり浦島伝説にゆかっているらしいです。
二ッ谷から少し戻って立町交差点は、横浜新道との分岐です。これは国1のバイパスなので、反町や三ツ沢上町/下町も国1だったり…
青木橋・青木通でクネクネしたら、もう東口ロータリー出口交差点です。国1には横浜駅前などという分かりやすい交差点名はなく、ここが横浜駅に当たるんですね。この写真で言うと首都高をはさんで右に横浜駅があります。
高島町・戸部といったいかにも横浜な地名たちを通り過ぎると、保土ヶ谷区に入ります。
誰がどう考えても魔境。
しかもこの後「保土『ヶ』谷『1』丁目本陣跡前」と「保土『ケ』谷『二』丁目」が出てくるんですから調べる側からしたら最悪の一言です。
元町橋交番前からの急アクセルは資源循環局入口をUTAUで打つときに「しげんきょくいりぐち」ってやっちゃった上に平和台バス折返し場まで進むことにしたので修正の時ツッメツメにしないといけなくなったって感じです。
平和台辺りからは長い長い戸塚区に入ります。品濃口交差点が気になるところですがWikipediaによると「シナノ(品濃)という地名は、山麓の緩やかな傾斜地を意味する[9]。」らしいです。一方で長野の信濃は、科の木が関係しているらしい。明科とか更科とか言いますもんね。って思ったら明科、更科のしなは科の木の説と階、つまり階段状の地層(急坂)からきているという説もあるらしい。(品濃の話は)今日はこれくらいにしておきましょう。(真島茂樹並感)
不動坂からは戸塚道路が分岐しています。これも国1のバイパスです。
そして戸塚駅では戸塚大踏切が閉鎖、アンダーパス化され、そのアンダーパスは国道ではないため、事実上の大分断が発生しています。スムーズに戸塚駅を通り過ぎるには矢部団地入口からアンダーパスに入る必要がありますが、東口入口、西口入口をしっかり踏襲するには南に進み豊田立体入口交差点から線路をまたぎどうにかこうにか、でしょうか。
大坂下からの急アクセルは、聖母の園入口交差点を入れ忘れていたのを無理やり入れたのでかなり詰めています。
原宿という地名も面白いですがこれはWikipediaによると「原宿は戸塚宿と藤沢宿の中間の高台に設けられた間の宿であり、『原宿』の名もこれに由来する」らしいです。間の宿は宿泊のできない休憩場のことです。
藤沢バイパス出口は藤沢市ではなく戸塚区です。起点なのに出口というのも不思議な話ですね。
藤沢市に入ると、藤沢本町駅の近くを通りますが交差点名には全くその風が感じられません。
大山街道入口は、その名の通り大山街道の田村通り大山道の入口辺りらしいです。藤沢宿から大山参りに行く人が一番多かったそう。確かに江戸からなら戸塚か藤沢あたりが歩きやすさと距離のちょうどいい妥協点になりそうですね。
平塚市に入ると、馬入交差点交差点があります。誤植じゃありませんよ。
コウサテンコウサテンですね。エイリアンエイリアンで交差点名誰か作ってほしいですね。めっちゃ適当言いました。
平塚市内は結構コンスタントに交差点が存在します。車の流れ大丈夫かな…と他人事ながら思ったり。
あと豊原町が存在するので平塚は樺太ですね。知らんけど。
相模貨物駅は大磯町だけれども川の左岸というややこしさです。
高来神社は大磯に渡来した高麗人によって創建された神社らしく、高麗は町域、交差点にもありますね。
さざれ石という変わった名前の交差点がありますが、この名前はなんとお菓子から来ているらしいです。→
開運 旧東海道 あちこち寄り道・散歩道 : さざれ石と南茶屋町1
これは面白い。
動画と関係ないですが、西柳原の次の「こいそようちえん」と歌わせるのが結構気に入っているっていうかいいハマりをしたなと自分では思っています。
城山公園前は「じょうやまこうえんまえ」。これは読めない。
国府本郷や国府新宿といった交差点名がありますが大磯が相模国府だったとする説があるそうです。六所神社が相模国総社のためこのような説があるそう。六所神社入口交差点、出てきましたね。
二宮は「ちょう」じゃなくて「まち」なんですね。二宮町社協前交差点がなかったら一生知らなかったと思う。
ひとこと欄でも言及はしていますが、二宮町は相模国二宮、川勾神社があることから来ています。しかし川勾神社入口交差点から川勾神社まではかなりの北上を要し、神社自体は小田原市と二宮町の市境付近にあります。
小田原市に入り、国府津駅前からはようやく海の眺望!!!!!と思いきや目の前には西湘バイパスが広がっていると思います。多分。
印刷局入口の印刷局は、国立印刷局小田原工場です。近くに住んでたら日本銀行券のおすそ分けくれないかな。
酒匂県営住宅入口のレイアウトは、これを意識しました。
酒匂県営住宅の文字自体が左に寄っているので入口を後から足したわけでもなく初めからこのレイアウトなのでしょうが、不思議の一言です。
土木センター入口は、もともとビジネス高前という名前だったそうですが、小田原総合ビジネス高校が普通科を設置するにあたって小田原東高校に改称したので交差点名も改称したらしいです。じゃあ東高前とかにすればよかったのにと思わなくもないですが、まあそんな感じです。
新宿に唐人町にとどこがどこだかになっている間に小田原城にぶち当たります。
二回曲がって少し進むと箱根板橋です。ここから箱根峠へ向け箱根登山鉄道沿いに一気に標高を上げていきます。
ちなみにこれを作っているときの自分はイコライゼーションなるものを知らずに脳死で増幅してたのでこのループの風祭辺りが音割れしちゃっててかなり聞きにくくなってます。本当に申し訳ない。
入生田(地球博物館前交差点)を過ぎて、三枚橋交差点はなぜかいつもの標識が茶地に白字になっています。
三枚橋と宮の下がさらっと隣あっていますが、実際は箱根湯本~宮ノ下駅ぐらいまでぶっ飛ばしてます。峠越えというのはそういうものですね。
小涌谷駅あたりから南に進み、ヘアピンカーブを繰り返し、芦ノ湖畔に出て、道の駅箱根峠があり、静岡県に入ります。宮の下からここまで6秒くらい。石北本線の白滝辺りを距離に対し超高速で駆け抜ける駅名動画特有の現象が小規模ながらここで起きています。
だらだらと長文を書いてしまいましたが、神奈川県は5分/20分を占める交差点名的には長大県なので、静岡から先はここまでの長文にはならない…はず。